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2010年03月11日

お勧め書籍「ビジネス・ツイッター」

 これもTwitterで知ったのですが、翻訳者の一人、前田博明さんは奄美大島出身です。
 というので、早速取り寄せて読んだのですが、良書!お勧めします。
ビジネス・ツイッター 世界の企業を変えた140文字の会話メディアビジネス・ツイッター 世界の企業を変えた140文字の会話メディア
林信行(解説)

日経BP社 2010-03-04
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 タイトルからビジネスで活用する話かなと思ったのですが、ツイッターの始まりから具体的にツイッターによってビジネスだけでなくてコミュニケーションがどう変化しているかがよくわかる本です。

 ツイッターというとなにかと”つぶやき”と訳されて誤解を受けているようですが、本書では序文で一言で適切に説明しています。
 私にとってのツイッターは「今あなたが何をしている」というより、むしろ「今あなたが何に興味をもっているか」をしらせてくれるところに価値がある。

 さらに本書では「ツイッターヴィル(村)」という表現でツイッター全体を説明しています。(P22:イントロダクション)
 ツイッターヴィル(村)という用語が示唆するのは、歩き慣れた通りで出会う人々がたいてい知り合いであるような居心地のよい小さな町だ。こうした町では人々は友人、関心、倫理を共有している。ここでは、たとえ知らない人に出会っても、共通の友人がいたり、関心を持つテーマが同じだったりする可能性が高い。

 著者はこれを「グローバルな近所づきあい」と名付けています。
 この「ツイッターヴィル(村)」というのはこの本の原題だそうですが、そのまま書名かサブタイトルに使ってもいいんじゃないかと思いました。

 「ツイッターヴィル」の説明の部分、シマ(島)出身や在住の方にはわかりやすいんじゃないでしょうか。(シマ=奄美で集落を意味します。以後、シマとだけ表記します。)
 無意識にそうしているかもしれませんし、シマ出身や在住以外の方にはわかりにくいかもしれないので、シマで暮らしの特徴を説明します。
 シマでは人口が多いといっても頻繁にシマ以外から人の出入が多いわけではわりません。するとどうしても同じ人に何度も会いますし、住んでいる人達の情報が入ってきます。
 すると、直接知り合いの場合もありますし、間接的にも知り合いになり、たいがいの人が知り合いです。つまり、情報を共有しているわけです。
 そうなると無駄な衝突がありません。情報を持っているのですから避ければいいわけです。
 また、わからないことがあったときに誰に聞けばいいかも知っています。
 得する情報はだれがもっているかも知ることができます。

 もし、この関係が島外まで繋がったらどうでしょう。
 それを実現してくれるのがツイッターだということです。

 本書では第一部でツイッターの成り立ち、第二部は企業のツイッター利用例、第三部が企業のツイッター活用術とありますが、第二・三部は決して企業のではありません。
 そこで登場するのは企業ではありますが、個人です。
 個人が本来のコミュニケーション手段を手に入れたらどうなるのか。
 ツイッターって何が面白いの?という方に是非読んで欲しい本ですし、ツイッターを使っている方にも有益な本です。

 楠田書店さんにもご紹介しましたので、店頭に並べてくれるかも。

タグ :Twitter

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